
今日は朝から日差しもあり暑くなりそうな気配でしたが、それほど気温も上がらず絶好の田植え日和となりました。
10時前には各自育てた苗を持ちながら、続々と塾生が集まってきました。子ども達は来て早々にカエルやザリガニを見つけ歓声をあげていました。

始めに森光塾長から、今日の活動についお話しがありました。中段山側の田んぼにうるち米の愛知のかおり、北側2枚にもち米、苗代だった場所にうるち米の伊勢ひかりを植えます。
まず田植えの前に苗代で育った苗を抜いて田植えの準備します。もち米の中にうるち米が混ざってしまうと食味が落ちてしまうので、もち米とうるち米の苗が混ざってしまわないように気を付けるよう説明がありました。
続いて萩原副塾長からは、ヘビやハチなどに注意しケガのないよう気をつけて活動しましょうと注意事項のお話がありました。



まずは苗代で苗採りです。4月にもみ蒔きをした苗は、20cm近くに成長していました。塾長から稲の根を切って傷めてしまわないよう苗を採るコツと集まった苗の藁での束ね方の説明がありました。


皆が苗採りをしている間にスタッフが、田んぼに田植えの印となる基準の苗を植えておきました。
基準の苗の間に印のついた竹を置き、印の場所に苗を植えていきます。前日スタッフだけで植えた田んぼは、東西南北きれいに苗が植えられています。小さいお子さんの塾生が多い今日は、はたしてきちんと植えられるでしょうか。


苗を採り終わり、いよいよ田植えを始めます。苗は欲張って沢山植えても育ちが悪くなってしまうそうです。


ちょっと少なくて不安になりますが、3本ずつしっかり根付くよう竹の印の場所に土寄せしながら植えていきます。
今日は出席者が多く皆さん頑張ってくれたので、午前中に愛知のかおりともち米2枚目の半分まで植え終わってしまいました。


子どもたちはお昼ごはんも早々に終わらせ、虫捕りやザリガニ取りに夢中になっていました。
苗を採り終わった苗代では、泥だらけになりながら走り回っている子たちもいました。


帰宅後は洗濯も頑張らなくてはけませんね。
午後の活動前に、皆さんが家で育てた苗と一緒に記念撮影をしました。各自育てた苗も、立派に育っていましたね。


持ってきた苗と残りの田植えと苗代に残っていた伊勢ひかりの苗採りから午後の活動がスタートです。
午前中に要領を得たので、田植えも苗採りもスムーズに進んでいきました。


塾生のお父さんも手伝って下さり苗代の代かきも終え、最後に伊勢ひかりを植えて無事に田植えが終わりました。


これから田んぼに水を入れると、しっかり植わっていない苗が浮いてしまったりしますが、今年は縦横きれいに苗が植えられいるので、スタッフの手直しも少なくて済みそうです。美味しいお米を作るには、田んぼを注意深く見ていきながら水の管理や草とりなどが大切な作業になってきます。


6月の草とりの時には、植えた苗もオタマジャクシもザリガニも大きくなっていますので、又ぜひ皆さんご参加ください。
今日の参加は、塾生26家族、84人でした。今日は、お疲れ様でした。
追伸 黒いズック、と黒っぽい手袋保管しています。心当たりの方は連絡ください。