

7月26日 お茶手揉(も)み 猛暑になりそうな日です。
準備では、お茶の日よけカバーをお借りして、私達の日よけとして使わせていただきました。


春に新茶摘みを体験させていただき、その時保存していただいた茶葉で手揉みをします。
塾長から4時間かけて手揉みをする事、空いた時間にすがいを作ってもらう事、夏祭りに続いてビニルひもで金魚つくりもできる事、そして、やますえ 製茶さんのご好意でお昼に流しそうめんをして頂ける話がありました。


手揉みは、一度にたくさんの人は作業できませんので交代しながら進めました。
午前の工程は、葉ふるい、軽回転、重回転、中あげです。


冷凍すると、水分が出てしまう為、水気を切るためにお手玉のように茶葉をふるう事からはじめました。
この作業は思ったより大変でなかなか葉が乾きません。4時間かかるという手揉みの大変さがわかります。



その他の塾生達は、すがいといって、藁をよりあわせて作った縄で、秋にイネを刈って結ぶ時につかう紐を作ります。


2000本は必要ですから、こちらも皆さん頑張って作業をしてくれました。
茶葉は回転揉みになると少し力を入れて茶葉を前後に揉みました。
この作業で葉が針のようになるそうです。


お昼には皆さん持参のお弁当とやますえ製茶さんのご好意で流しそうめんがふるまわれました。
20mほどの長さの竹に子ども達を前に次々とそうめんが流れてきました。これもなかなか体験出来ない事なのでみんな大喜びでした。
やますえさん本当に有難うございました。


午後は、お茶は揉み切り、でんぐり、こくりの作業になります。力を入れて、よるように揉みます。
茶葉はずっといろいろな形で揉まれ続けて、やっと出来あがります。



合間に夏祭りで好評の、ビニルひものきんぎょ作りもしました。おわりに、すいかを食べました。そして皆さんで片付けをしました。


出来あがった手もみ茶はお土産として持ち帰りました。50℃のぬるま湯でゆっくりお茶をだして下さい。
今日は暑い中39人の塾生が参加してくれました。
お疲れ様でした。やますえ製茶すずき様、手揉み体験だけでなく流しそうめん体験までさせて頂き御礼申し上げます。