

前夜は大雨が降ったので、脱穀ができるか心配でしたが、今朝はカラッと晴れて小春日和の好い日になりました。スタッフが朝早く来て、雨に濡れないようにハズにかけてあったビニールシートを外すことから、今日の作業が始まりました。
湿っている稲が乾いてから脱穀が始められるようにと、いつも機械でお手伝いいただいている中田さんが、10時半に脱穀機を運んできてくださって、脱穀作業が始まりました。


違ったお米が混じらないように気をつけながら、もち米、うるち米(黄金晴れ、日本勝り)、黒米の順に脱穀をしました。動いている機械の側は危ないので、子どもたちはハズの稲を一生懸命運んでくれました。
来年の種もみ用のお米の方は、大昔からしてきた方法で、手でもみを外したり、博物館からお借りした「千歯こき」や「足踏み脱穀機」で、子どもたちが大人に教えてもらいながら脱穀


の
体験をしました。
大勢の塾生が参加して、一生懸命作業したので、午後には全部の稲の脱穀を済ませることができました。
脱穀したお米は、もち米が6袋、黄金晴れが4袋、日本勝りが3.5袋、黒米が5袋でした。精米して食べられるお米になった時、どのくらいの分量のお米になるか楽しみですね。
田んぼの隅に置いてあったトタンを片付けようとしたら、トタン

の下に生まれたばかりのまだ毛が生えてない赤ちゃんのねずみが、沢山かたまって見つかりました。みんな珍しくて興味深く代わる代わる見ていました。帰る時には雨に濡れないように、寒くないようにと、木切れや紙袋やわらをかぶせてきました。
未来塾で農作業をしながらいろんな生き物に出会っていると、皆が生き物に対して優しい気持ちになるといつも思います。