田んぼの草取り

草取り1 田んぼの稲は順調に育っていますが、雑草のコナギも元気に育っています。コナギの育つ田んぼは除草剤を使っていない証で美味しいお米が育つそうですが、コナギに栄養を奪われてしまうとお米の収穫量が減ってしまいます。今日は秋に美味しいお米を収穫できるように草取りをします。 
 草取り2
 萩原副塾長からの挨拶のあと、森光塾長のお話がありました。昨年スタッフが作った草取り機のお話の他、6月1日より規制が始まった条件付特定外来生物の説明がありました。対象となる生き物は、アカミミガメとアメリカザリガニです。草取り3これらの生き物は、捕獲・飼育・無償譲渡は許可なく行えますが、野外へ放すことは法律で禁止され、違反すると罰則・罰金の対象となります。販売・頒布・購入も規制されました。アメリカザリガニは未来塾の田んぼにもいる生き物で、持ち帰るお子さんも多い生き物です。今後、保護者の方はお子さんにきちんと説明してあげてください。規制が有る無しに関係なく、草取り4飼育したものは寿命を迎えるまで大切に育てなくてはいけませんね。

 草取りの活動はとても大切な活動なのに参加家族が少ないのが残念ですが、草取り5少数精鋭で頑張ります。
 田んぼの場所でかなりの違いがありますが、稲の根元周辺にコナギがぎっしり生えています。手で土をかき混ぜながら草を根っこごと浮かせていきます。雑草取りになると同時に、土をかき混ぜることによりメタンガスなど有害なガスを抜き、酸素を供給して稲の根の成長を促すことができます。草取り6黒米の田んぼは比較的コナギが少なかったのでスムースに作業が進みました。中段は田んぼの水の流れが影響するのか土の部分が緑色になるくらい草が生い茂っている場所がありました。水が濁りどこに草が生えているのか見えなくなってしまいますが、土全体をかき混ぜていくと白い根を付けた大量のコナギが浮いてきました。草取り7精鋭達のおかげで午前中に上段の草取りを始めることができました。ここでスタッフが作った2種類の草取り機の凄さを見てもらいました。仕組みや有能さに「おー!」と歓声が上がりましたが、いざ使ってみると過酷な重労働であることもわかってもらえました。草取り8田植えの際にスタッフが列がずれないように見張っていましたが、列が崩れていると草取り機を使いずらいことも理解していただけたと思います。田植えをしてから今日までの間に既に2回、この草取り機を使って草取りをしています。それでも生えてくるコナギの生命力に感心してしまいます。
今日収穫した?コナギを調理してインスタに載せました。食べてみたい方は、いつでも田んぼにコナギを採りにいらしてください!お疲れ様でした。






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