
今日は6月に苗を植えたさつま芋の芋掘りです。青空が広がり、芋掘り日和となりました。
芋畑には芋蔓が伸び、葉で土が覆われています。けれども蔓ボケという言葉があるように、葉が育ちすぎるとお芋が育たないこともあるようです。今年のお芋の育ち具合は、どうでしょうか。
土に植えた苗が大きく育ち、蔓が何本にも分かれて長くなっています。植えた場所がわかるように20センチほど蔓を残して、伸びたものは切り取り蔓は片付けます。

土がむき出しになった畝から出ている目印の蔓の周りを鍬で掘り、土の中に隠れたお芋を探しながら慎重に掘り起こしていきます。
土の中で伸びた根にできるお芋が何処にあるのかわかりません。苗を植える時の畝作りで鍬を使いましたが、久しぶりに使う道具だと思うように土を掘れません。

畝に深く入ったと思ったら、鍬でお芋を割ってしまう人もいました。子どもたちは土の中からお芋が見えると、夢中になって掘り出していました。掘ったお芋は、収穫祭の焼き芋や来年の種芋を取って置き、残りは塾生の皆さんのお土産となりました。

今日は小学校の行事と重なってしまったご家庭もありました。夏の草取りをあんなに頑張ってくれたのに、午前中の活動に来ていない子たちが多くいて心配していました。午後の活動が始まり集まったメンバーの顔を見て、一安心しました。

炎天下で汗だくになりながら雑草取りをしてくれた子たちが、お芋掘りを頑張ってくれました。家族や友だちどうしでお芋を傷つけないように声をかけながら楽しんでいたようでした。
休憩で蒸かし芋を食べましたが、栗に似た香りの美味しいお芋でした。小さめのものが多かったようですが、

例年通りの収穫量のようでした。午後に参加してくれた皆さんにも、好きなだけ持ち帰ってもらいました。米袋に詰め重くて持ち上げるのが大変だった子たちもいました。
持ち帰ったお芋は、傷のついたものや洗ったものは痛みが進みやすいので早めに食べてください。

傷のないものは、土のついたまま段ボールなどに入れ寒くならない部屋で保管してください。昨年のお芋はキッチンで保管し、夏頃まで食べることができました。掘りたてのものより1か月ほど置いたものの方が糖度が高くなります。色々なお芋料理を楽しんでくださいね。