
例年8月草取りは、草や芋蔓が育ち畑が緑色に覆われています。今年は雨も降らず連日暑い日が続いているので、畝間の草が少なく土が見えています。草が少ないのは嬉しいですが、畝を覆うほど成長しているはずの芋蔓が伸びていないという事でもあります。自然相手のことなので仕方ありませんね。

芋掘りには大勢の塾生の参加があるのに草取りの参加者が少なく、この数年の猛暑の中スタッフが頑張らないといけない状況が続いています。今日一番乗りできてくれた塾生は、一番高齢のMさんでした。農作物を畑で育てる上で、草取りは農家の方達も避けて通れない作業ですが、どうしたら塾生の皆さんが参加してくれるのでしょう...。

などと考えていたら、元気な子たちが来てくれました。
前回の草取りがしっかりできていたこともあってか、生えている草は小さくて量も少ないようです。カヤツリソウと思われますが、引っ張ると根がついたまま抜けてきます。

少し大きくなったものは、ねじり鎌で土をかいて掘り出します。暑さは覚悟していましたが、風があるので頑張れます。黙々と作業していると、地面についていた膝が熱くなり驚いてしまいました。除草のために敷いてある黒いマルチシートの中は、かなりの暑さになっているようです。

私事ですが、最近になり仕事上子どもの発達について勉強しています。お父さんやお母さんと汗を流し、おしゃべりを楽しみながらが子どもたちが頑張っている姿を見て、理想的な子育ての光景があることに嬉しくなりました。
皆の頑張りもあり、11時には草を取り終えることができました。暑い中ご参加いただき、ありがとうございました。子どもたちもさつま芋もスクスクと成長してほしいですね。