
昨日の大雨で市内は浸水がありましたが、皆さん大丈夫だったでしょうか。
今朝は一転、日差しが強く湿度の高いお天気となりました。
田んぼの稲穂が大きくなってきました。今日は、稲刈りをした稲を干すハズを組み立てるための竹を用意します。

川向うの竹林で切った竹をロープで運び、広場で枝を払って竹の丸太にします。今まではスタッフだけで行っていましたが、お米作りの活動の中で1,2を争う力仕事なので、塾生の皆さんにも手伝ってもらうことにしました。

竹の準備にはお父さんたちに活躍してもらい、子どもやお母さんたちはスガイ作りをします。今までの活動で1300本近く作りましたが、稲刈りまでに2000本以上必要です。日陰に並んで座りスタッフの筒井さんの指導のもと、皆で藁を綯っていきます。

今までやったことのある人は、何となく手が覚えていて、パパっと作っていきます。慣れていない人は綯う方向がわからず手こずっていました。
竹の切り出しは、竹林の中での竹選びや伐採はスタッフが行います。切り倒した竹を短くした後、ロープを使って川の上を通して田んぼへ運びますが、運べる状態にするまでに時間がかかってしまいました。

短く切っても、ツルツルした表面をロープで縛るのもコツのいる大変な作業です。1本ずつ川へ落とさないように慎重に作業をしていきます。枝の付いたまま運ばれた竹は、枝払いをしました。枝の付け根にのこぎりで傷をつけ、足で蹴るとポキッと枝が取れます。湿度が高く汗だくになりながら、お昼過ぎまで力仕事が続きました。
今日は午前中で帰られる方が多く、残った塾生は3家族だけになってしまいました。お昼ご飯を食べ終わった頃、竹林にいたスタッフたちがようやく戻ってきました。

かなり疲れたようでしたが、午後は離れた竹林から長い竹を切り出す大仕事が残っています。スガイももう少し作りたいと思っていたら、午後から3家族参加してくれました。
午後もスガイ作りをしつつ、スタッフと塾生お父さんは橋を渡った奥の竹林に入っていきました。

川向うの竹は、根本がとても太いので支柱に向きますが、長いまま使うには先の部分と太さに違いがでてしまいます。根元があまり太くない竹を横木として切り出してきます。太くないと言っても5m以上あり枝もついたままで、一人で運ぶには重くて大変です。小3のMさんが手伝ってくれて二人で担ぐと重さを感じませんでした。

沢山の竹を運んでくれて、ありがとう!
4時近くまでかかってしまいましたが、必要な竹の準備をすることができました。スガイも、午後から参加してくれた小学生の精鋭たちの活躍のおかげで1000本近く作ることができました。皆さん、お疲れ様でした。