
街の桜はすっかり葉桜となりましたが、やまかわの田んぼではレンゲや藤の花が咲き出し、食べごろのフキやセリも生えてきました。

21期の開講式は20期の閉講式に引き続き、コロナ対策のため田んぼで行うことにしました。例年は富塚幼稚園を会場としてお借りしていましたが、春の日差しが心地よく屋外での活動も気持ちよい日となりました。

田んぼでの開講式は初めての事なので、スタッフは12時に集合して準備を始めました。受付やマイクなどの音響設備を設置し、13時を過ぎると塾生が集まり始めました。

すでに田んぼでは、来週の籾蒔きをする苗代ができあがり、田んぼへ水を引く水路を整えたりとお米作りの準備が始まっています。継続している塾生のお子さんたちは勝手知った田んぼを走り回り、初めて田んぼを訪れたお子さんたちはきれいな水の流れる水路をのぞき込んだりしていました。

田んぼの広場に密にならないように集合してもらい、萩原副塾長の開式の言葉で21期開講式が始まりました。森光塾長からは、まだコロナの心配があり感染予防対策を取りながらの活動をしますが、今期も状況によって活動内容が変更になる可能性もある旨を話されました。

塾生の皆さんに自己紹介をしていただき、家族ごとの写真を撮りました。撮影した画像は、スタッフが塾生のお名前を確認するのに使用し、年度末の文集に掲載予定です。スタッフも自己紹介をしましたが、一度名前を聞いただけでは覚えられませんね。活動中、何かあれば、何もなくても気軽にお声かけください。

閉式の言葉の後は、活動に際しての説明がありました。田んぼも芋畑も説明しづらい場所にあります。どの場所も活動日には駐車場や活動場所に「とみつか未来塾」ののぼり旗を立ててありますので目印にいらしてください。最後に全員で集合写真を撮って終了しました。
早速、来週の籾蒔きからお米作りが始まります。夏まつりまでの田んぼでの活動は水を張った田んぼに入りますので、ひざ下まで濡れても大丈夫な服装でいらしてくだい。お子さんは裸足で田んぼに入ることになります。記名したサンダルがあると便利です。大人の方は長靴でも良いですが、慣れないと足が埋まり動けなくなることがあります。ホームセンターなどで田んぼ用の長靴も売っていますが、わざわざ購入していただく必要はありません。よろしければお父さんお母さんも裸足で田んぼに入る感触を味わってみてくだいね。
注意事項の追加ですが、田んぼの駐車場へ入ってくる砂利道は、途中の畑に石が飛んだり土を削ってしまわないように徐行して進入してきてくだい。
自然の中で五感をフル活動して、とみつか未来塾を楽しんでください。