

今日はシベリアの寒気団が日本列島に下りて来て、朝からうす曇の寒い日になりましたが、「とみつか未来塾」の大イベント「収穫祭」をやまかわの田んぼで行いました。
参加者は塾生やボランティアスタッフ、活動をご理解協力下さっている地区社協・自治会・学校の皆様、どろんこクラブと友人知人など多くの人々が集まり、にぎやかで楽しい収穫祭になりました。


会場作りや食事の準備のため、スタッフは朝8時からやまかわの田んぼに集まり、行動を開始しました。
煮炊きする場所、籾殻で焼き芋する場所、竹細工やリース作りの場所、わらぞうり作りや火起こし体験の場所、お茶の手もみ体験の場所、やまかわの田んぼで採れた新米を販売する場所、塾生や来賓が座る場所が徐々に出来上がってきました。今年の「とみつか未来塾」の活動写真も展示しました。


そのうちに、お茶の手もみを教えてくださる山末製茶さん、秋の里山を案内してくださる藤田先生、川の魚に詳しい富田先生、竹細工の山口先生、AMISのお兄さん達、塾生も来賓も次々と大勢の人が集まってきて、10時半にいよいよ開会となりました。


お茶の手もみが始まり、焼き芋が焼きあがり始め、ご飯が炊き上がって、黒米や菜めしのおにぎりができ上がり、お餅がつかれて、会場には美味しいものが次々とでき上がってきました。


11時、藤田先生の「秋の椎の木谷の里山探検」の始まりです。先生が集めてこられた色んな木の実のお話を聞いてから、椎の木谷公園に向かって、皆で揃って秋の里山探検に出かけました。アラカシ、スダシイ、コナラなど椎の木谷

には沢山の実のなる木が生えています。公園の入り口にムクノキがありました。黒い実が生っていて、食べられると言うので食べてみました。甘くて干しぶどうのような味がして、皆で美味しいと言って味わいました。昔の人に帰ったような楽しい経験でした。


会場に帰ってからは、食事タイムになりました。お餅やおにぎり、豚汁、焼き芋など美味しいものをいろいろいただきました。飯ごうや 竹筒で炊いたご飯も味わいましたが、美味しく炊けていて、びっくりしました。
やまかわの田んぼで拾った椎の実を炒って、皆で食べました。美味しいものだと初めて知りました。
お腹がいっぱいになった塾生達は、竹細工で弓矢、

輪ゴム鉄砲、水笛を作って遊んだり、リースや風車を作ったり、竹馬で遊び始めました。AMISのお兄さん達は、塾生と一緒に楽しく遊んでくださいました。
でも一時お天気が雨模様になって心配の時もありましたが、お天気はどうにか持ちこたえました。
最後のお餅つきをしている時、北の空に虹がかかり、珍しくて一瞬皆で見とれました。
収穫祭が終わる頃に4時間かかってもみ続けていた手もみ茶が出来上がり、出来立てのお茶を入れて、皆でいただきました。
収穫祭が無事に終わりました。
やはり朝早く、田んぼの田起こし、代掻きや脱穀といつも支援してくださる中田さんがご好意で沢山の新鮮な野菜を持ってきてくださっていました。この野菜は今日参加した人たちのお土産としていただきました。
皆さんの協力で収穫祭を楽しく無事終えることができました。本当に有難うございました。