脱穀1回目

 今週も雨で活動日が延期になってしまいました。
脱穀1回目 せっかく天日干しした稲が濡れてしまわないようスタッフがハズにブルーシートをかけておいてくれたので、稲は濡れずにすみました。稲刈りの終わった田んぼは昨日の雨が溜まり、刈った株元から新芽が生えそろっていて、なんだか田植えをしたばかりのようになっていました。

脱穀1回目 先日、今まで黒米の苗を分けてもらったり籾摺りなどでお世話になっていた方から、使わなくなった脱穀機をいただきました。未来塾の脱穀機は何度も壊れそうになっていたものをだましだまし使っていましたが、今年から安心して使えます。
脱穀1回目 発電機につなげたり機械の準備をしている間に、スタッフのKさんがしめ飾り用にと橙の苗を植えてくれました。毎年、未来塾ではもち米の藁を使ってお正月用のしめ飾りを作っています。橙は各自スーパーなどで売られているものを付けてもらっていますが、数年後には田んぼで育った橙を飾ることができそうです。

脱穀1回目脱穀1回目 干した稲を運び、脱穀機の横に積み上げ、機械に稲を通し、脱穀した藁に残った籾がないかチェックし、藁を束ね、と皆で連携して作業を進めていきます。

脱穀1回目脱穀1回目脱穀1回目 ハズに干した稲はブルーシートに載せると一度に沢山脱穀機まで運ぶことができます。山積みになった稲わらを次々と機械に通していきます。

脱穀1回目脱穀1回目脱穀1回目 今までの機械と違い、藁を入り口にセットすると自動的に藁が脱穀機の中に入っていきます。子どもたちもすぐに要領を得てお手伝いしてくれました。
脱穀1回目脱穀1回目 穂先にある籾はきれいに脱穀されますが、藁の中に入り込んでいる籾は機械でも取り残しが出てしまいます。皆で一束一束取り残しがないか探していきます。

 一生懸命育てて収穫できたお米を一粒でも大切にしたいですよね。籾を取った藁は、まっすぐできれいなものはしめ飾りに使います。その他、来年のスガイ用に濡れないように小屋で保管します。未来塾の藁は無農薬で安心なので、畑をされている塾生の方は是非使ってみてください。

脱穀1回目脱穀1回目 今日は自衛隊でエアフェスタが開催され、谷間にある田んぼには爆音が響き渡りました。真上を飛ぶ飛行機を見上げて手が止まることが度々ありましたが、11時過ぎの休憩までにもち米が、お昼前にはうるち米の半分が終わりました。
 もち米がうるち米に混ざってしまっても食感に差し障りないと配慮し、いつもこの順番で脱穀しています。
脱穀1回目脱穀1回目 お昼に帰られた方たちがいらっしゃり、午後は塾生2家族となってしまいました。それでも子どもたちも一生懸命お手伝いしてくれたので2時前には全て脱穀し終えることができました。ブルーインパルスの飛行を見ながら片付けをしました。
脱穀1回目 30キロ入る袋に、もち米が6袋、うるち米が8袋あったので、ほぼ例年通りの収穫量だったようです。


 今年は暑さのせいで、日本の西側ではお米が白くなる乳白米になってしまう農家が多いそうです。未来塾の籾はふっくらしているように見えましたが、籾の中からどんなお米が出てくるのでしょうか。
 来週の脱穀の活動では、足踏み脱穀機も使いますので皆さんご参加ください。


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