

5月にサツマイモの苗を植えて5ヶ月経った今日の午前と午後、塾生13家族とスタッフの40名で、芋ほりをしました。
今年はツルがあんまり伸びていなかったので、どんなサツマイモができているのだろうかと気がかりでした。
植えたサツマイモの種類は、べにアズマなどの紅系のサツマイモでしたので、掘ってみると、眼に鮮やかなピンクの綺麗なサツマイモが土の中から出てきました。でも小さい芋が多かったです。去年に比べたら畑には肥料も入れてありましたが、肥料はすぐには効かないようです。お天気のせいもあるのだと思いますが、虫にかじられたサツマイモがとても多かったです。


収穫したサツマイモは、11月の収穫祭で、焼き芋にして皆で食べれるように、まず程良い大きさのサツマイモを選り分けてストックしました。小さなサツマイモは畑の隅に作ったかまどで蒸かして、お昼に皆でいただきましたが、ホクホクしたとても美味しいサツマイモでしたね。私たちが植えて、私たちが草取りして育て、今日私たちが掘ったサツマイモですから、余計に美味しかったのでしょう。1部分は今日のお土産に皆で分けて持ち帰りました。

サツマイモ畑の南東の隅にサトウキビが植えてあります。今年サトウキビの生育は良くて、沖縄のサトウキビ畑もきっとこのようだろうと思えるほどに、大人の背よりずっと高く伸びています。
このサトウキビを切って、昔の子どもがお菓子代わりに味わったように、茎をかじって甘さを味わってみました。果物のようなほのかな甘みがありました。


畑の草を積み上げた日当たりの良い場所に、草を動かしてみたら、沢山の大きなカブトムシの幼虫が見つかりました。
草が腐って暖かいこの場所には、気持ちよく過ごしている他の珍しい生き物(前足が4本、後足が6本でお腹に模様のある4・6のガマやコウガイヒルなど)も見られました。サツマイモ畑でサツマイモ堀をした今日1日、いろんな体験をしました。