今日は田植(たう)えに絶好(ぜっこう)のうすぐもりの爽(さわ)やかな日でした。

始(はじ)めにお百姓(ひゃくしょう)の大先輩(だいせんぱ

い)の宍戸(しし
ど)さんが、田植えのやり方(かた)について説明(せつめい)していただきました。
真四角(ましかく)でない田んぼの中に、苗(なえ)がきちんと植(う)えられるように、植える位置(いち)に印(しるし)のついた采縄(さいなわ)というものを田んぼに張(は)って、直角(ちょっかく)になるように大きな三角定規(さんかくじょうぎ)を使(つか)って、植える基準(きじゅん)になる区画(くかく)を作(つく)り、植える位置(いち)がしるしてある”しゃく棒(ぼう)”で、3株(かぶ)づつ根(ね)っこを大事(だいじ)にあつかって植えるのだそうです。
田植えが始(はじ)まる前(まえ)に、子どもたちが蛇(へび)に噛(か)まれたりしないように、蛇よけのガソリンを染(し)ませた棒(ぼう)を田んぼの周(まわ)りに用意(ようい)して立(た)てました。

今日の田植えに参加(さんか)した塾生(じゅくせい)は12家族(かぞく)33名(めい)の方(かた)たちでしたが、それぞれの塾生が家(いえ)で育(そだ)てた苗(なえ)(うるち米「黄金(こがね)晴(ば)れ」)から田植えを始めました。
種(たね)から蒔(ま)いて秋(あき)にはどんなお米が取(と)れるか楽(たの)しみです。
5枚(まい)の田んぼのうちの真(ま)ん中(なか)の川寄(かわよ)りの田んぼです。皆(みんな)泥(どろ)だらけになって一生懸命(いっしょうけんめい)教(おし)えてくださったように”しゃく棒”を使(つか)って、きちんと整列(せいれつ)して植えつけまし

た。
途中(とちゅう)お昼休(ひるやすみ)みをして、その後(ご)北側(きたがわ)2枚(まい)に黒米(くろまい)の苗(なえ)を植(う)え、2時(じ)頃(ころ)までに合計(ごうけい)3枚(まい)の田植えが済(す)みました。残(のこ)り2枚が、明日の田植えを待(ま)っています。(広(ひろ)さは今日とおなじくらいです。)
子どもたちはお昼休みには、ザリガニ釣(つ)りや蛙(かえる)を探(さが)したり、いつものように大自然(だいしぜん)の中(なか)で元気(げんき)に遊(あそ)んでいました。