7月22日 夏まつり


楽しい夏まつりです。まずは田んぼの草取りです。前回の草取りから4週間、草は田んぼにすきまなくはえています。
塾長から、3株から10株になっているとの事、大きい草が、稲と張り合ってしまうので、稲の成長が遅れてしまう話がありました。


草取りをする時、稲が目にささりやすいので、コーグルを使用したりしました。
午前の予定もう1つ、川の生き物観察です。川の生き物に詳しい富塚の藤森さんにお願いしました。


川に入り、皆さん思い思いに、網で魚など生き物を捕まえます。川の水は冷たくて、とても気持ちよいです。子ども達は活き活きしてます。
皆さんそれぞれ捕まえたものが何か尋ねていました。


ボウズハゼといって頭ツルツルのもの、モズクカニといって成長すれば甲羅10cmになる3cmほどのカニ、よしのぼり、ヤンマの幼虫、はや、おいかわ、芋虫のようなカガボなど。小さい子も水にはいれて嬉しいようでした。


おもいっきり体を動かした後は、スタッフが作ってくれたカレーをいただきます。ご飯はこの田んぼで収穫した白米と黒米です。少し焦げもできておいしかったです。カレーも色々な種類を合わせているので、ここだけの味になっています。

午後は椎ノ木谷森の観察会です。
今年も椎ノ木谷保全の会の方々にお願いいただきました。
新川が湧き水で流れている事、よしやすすきなど、きれいに刈らず、昆虫を絶滅させないようにしている事などお聞きしました。

枯れ葉を集めた所では子ども達が「枯れ葉の雨」と言いながら枯れ葉を舞わせていました。
美しい竹林がありましたが、まだまだ竹が多いのだそうです。また椎茸が栽培されていました。ホタルが見られる場所を案内してもらいました。
ここで1番大きな椎ノ木は、なぜか実の中身がなく、この木の子どもはいないそうです。


椎ノ木谷の広場は虫取り場です。皆さん持っていた網でバッタを捕まえていました。
ここは化学肥料や消毒もしないで堆肥のみなので、メダカ、あめんぼ、どじょうがいるそうです。
1時間では椎ノ木谷の一部の観察だけですが、 保全の会の皆さんが環境整備して、生き物も大事にしているのがよくわかりました。


つぎは養蜂家の寺田さんをお迎えして、ハチミツの話の時間です。子ども達は興味があるようです。
みつふたを取ると、子ども達の歓声があがります。
円心分離機で蜜を取り、綺麗にして天然はちみつをとります。

蜜源はみかんです。クラッカーにつけていただきました。とても上品な味でした。みつばちは、体の中ではちみつをなめて、みつろうにして巣を作るのだそうです。
おいしい蜂蜜の後は、みずみずしいすいかです。今日は暑い日でしたから、最後のスイカもおいしくいただきました。

行事は無事終了しました。
大きな行事の1つでスタッフが人手不足の中、塾生のお父様、お母様の協力で、途中のお手伝いから、片付けまで、とても助かりました。
今日は、塾生31家族の参加でした。ありがとうございました。