

緑溢れる椎の木谷「やまかわの田んぼ」で、第一日目の田植えをしました。
今日の参加者は、塾生10家族とスタッフ合わせて約40人で、全体(1反2畝)の半分くらいの田植えができました。
田植えには、塾生が開講式で配布した種籾(たねもみ)を家で育てた苗や苗代に育てた苗を使います。
始めにお百姓の大先輩の宍戸さんから、4月22日にモミ播


きして苗代に育った苗の苗取りの方法を教えていただきました。
それから田植えが始まります。午前中は下の段の田んぼに黒米の苗を植えました。
30センチ間隔に赤い標しの付いた竹の棒を置きながら標しの位置に3~4本の苗を3本の指で泥の中に差し込んで、後ずさりしながら植えていきます。泥の中に入っていくことに慣


れないうちは恐る恐るだった塾生たちでしたが、暖かくて柔らかい泥の感触は気持ちが良くて面白くなり、何度も尻餅をついて泥んこになってしまった子や、黙々と田植えに精出している子や、田んぼの中は子どもや大人やいろんな人が田植えして、賑やかで楽しい光景になりました。
子どもたちはそのうちに、おたまじゃくしや蛙やザリガニ探しにも熱中して、田植えがとても気に入って、明日も来たいと言う塾生もいました。


昼食の時には、いも畑で収穫したジャガイモを蒸かして、皆で美味しくいただきました。
午後は塾生が家で育てた”うるち米”の苗(愛知のかおり)を中の段の東側の田んぼに植えました。
どんなお米ができるでしょうか、楽しみですね。
明日田植えに参加する塾生が育てた苗を植える場所は残してあります。明日は残りの田んぼに、日本まさり(うるち米)、もち米、伊勢ひかり(うるち米)を植える予定です。
上の段の一部にもち米の苗を植えて今日の田植えは終わりました。