新茶摘み

新茶摘み新茶摘み 若葉薫る新緑の美しい季節です。そんな今日、やますえ製茶さんのお茶畑をお借りして、毎年恒例の「とみつか未来塾」のイベント「新茶摘み」をしました。茶畑は大平台の日当たりの良い台地にあります。

新茶摘み新茶摘み スタッフは8時半に集まって、テント張りや調理場作り等の会場の設営をして、昼食のおかずに皆で頂く山菜の天ぷらを揚げ始めていました。どのくらいの塾生が集まるのだろうか、多分大勢の人がやって来るだろうと思いながら一昨日男性スタッフが和久田さんの竹藪で掘った竹の子と、、新茶摘み昨日女性スタッフたちがやまかわの田んぼやその近くで摘んだ山菜と、今日茶畑で摘んだ新茶と、合わせて22種類を順番に揚げ始めました。
新茶摘み 10時の開会の頃には、塾生の皆さん次々集まって来て、今日出席の塾生は32家族110名、一般15名、新茶摘みスタッフ18名、合計143名もの大勢の皆さんが集まりました。

新茶摘み 始めに川口塾長が、「昔から、立春から数えて88日目の今頃に摘むお茶が一番美味しいと言われていますので、未来塾でも今日お茶摘みをします」とご挨拶があり、森光副塾長から「一芯二葉」のお茶の摘み方を教えて頂いてから、会場の裏側にあるお茶畑に皆で移動しました。
新茶摘み新茶摘み
 目が覚めるような若葉のお茶畑の中に入って行き、お茶摘みを始めました。お茶摘みが初めての人は「一芯二葉」ってこんなかな?と相談しながら摘んでいました。
新茶摘み新茶摘み 一芯二葉とは、先端と2枚の葉だけの、新芽が出てきたばかりのお茶の柔らかな部分のことなのです。
 大勢の塾生が緑の茶畑に散らばって、家族や友達同士でおしゃべりしながら、のどかなお茶摘み風景になりました。茶摘み籠は人数分ありませんでしたから、新茶摘み新茶摘みかぶっていた帽子に入れて摘んでいる人もいました。「赤ちゃんの葉だー」と、茶葉の先端をかざしている男の子がいました。茶の実を見つけた人もいました。「もう100枚くらい採った」と、お母さんに言って見せている人もいました。
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 お茶摘みの途中、清水副塾長の音頭で「夏も近づく八十八夜」の茶摘み歌を歌いながらお茶摘みをしました。お茶畑に皆の声が調和して、この歌は今日のお茶摘みにぴったりでした。
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 その後お昼までお茶摘みを続けました。穏やかな晴れた日でしたから、暑くなってきました。お茶畑の中に見つけた可愛い雑草の花を摘んでいる女の子がいました。
 バッタや芋虫やテントウムシやトカゲなどの虫を新茶摘み新茶摘み見つけて喜んでいる男の子たちがいました。
 お茶摘みに飽きた子たちはダンゴ虫やアリなどの虫探しを始めました。

新茶摘み新茶摘み やますえさんの茶畑は、化学肥料や消毒をしないからでしょう、いろんな虫がいました。

 12時が近づいた時に、時々遊んでいたSちゃんの籠を見せてもらうと、お茶の葉がちゃんと摘まれてい新茶摘みました。

 皆が摘んだお茶の葉は1か所の大きな籠にいっぱいになるほどに集まりました。

新茶摘み新茶摘み 会場に戻ると、沢山の山菜の天ぷらが出来上がって、4つに囲まれた長テーブルの上に並べられていました。いよいよ嬉しい昼食タイムの始まりです。
 沢山の種類の天ぷらの中から何を食べようかと迷いながら、夫々が自分のお皿に食べたい種類の天ぷら新茶摘み新茶摘みを取り分けて、日よけテントの中で家族ごとに楽しい食事時間になりました。
 お茶の葉、タケノコ、三つ葉、ユキノシタ、ドクダミ、セリ、アザミ、カンゾウ、クコ、柿の葉、分葱、ボリジ、ヨモギ、ネギ坊主、玉ねぎ、人参、ノビル、タラの芽、カキド新茶摘み新茶摘みオシ、タンポポ、ヨメナ、フキの葉の22種でしたが、沢山の種類でしたから揚げ忘れたものもありました。全部やまかわの田んぼの近辺で採集したものばかりです。
 富塚は自然があふれた好い場所なのです。
新茶摘み ドクダミやアザミやタンポポやヨメナなど、どこにでも見られる野草ですが、芽が出て間もない柔らかな今の時期には美味しく食べられると知り、驚きました。
 やますえさんが今年の新茶を入れてふるまって下さいました。塾生たちは興味深げにやますえさんがお茶を入れる様子を見ながら、若緑の新茶を嬉しそうに味わっていました。
新茶摘み新茶摘み スタッフの大久保さんが今日食べた山菜のてんぷらの説明をして下さいました。野草には血液をサラサラにしたり、体の調子を整えたりする薬功のあるものが多いそうです。
 スタッフの清水さんは、蕗の煮物や竹の子のサラダ新茶摘み新茶摘みなど、天ぷら以外にも箸休めに美味しいものをいろいろ用意して下さいました。

 食事が済んで満腹になった塾生たちは、道路の広場で塾長が教えるテープの籠作りと、道路いっぱいに新茶摘み白墨で描いても誰にも文句を言われない自由なお絵かきが始まりました。

 もう一度茶畑で、のどかにお茶摘みを楽しんでいる人たちもいました。
 賑やかな草笛の音が聞こえてきました。塾生の若いお父さんが、子どもたちにカラスノエンドウの豆で草笛の作り方を教えて下っていました。
新茶摘み新茶摘み 豆の殻から種を出して、きれいにした殻を半分切り取って、残った殻を口にくわえて息を吹きます。鳴るか鳴らないか、吹いてみないと笛の出来が分かりません。
 音が出た子どもは、Vサインをして喜んでいました。
新茶摘み新茶摘み 籠作りに熱中していた人たちも最後には可愛い籠が出来上がりました。
 午後2時、皆で片づけをして、お茶摘みのイベントが楽しく終わりになりました。

新茶摘み 今日摘んだ茶葉は、やますえ製茶さんが蒸して冷凍保存して下さり、7月28日に「お茶の手もみ体験」をします。その時がまた楽しみですね。
 「とみつか未来塾」次の活動は6月1日2日の「田植え」です。皆さん家で「もみ蒔き」は済みましたか?田植えの日にはやまかわの田んぼで待っています。
新茶摘み
 終りに、ご実家が篠原で玉ねぎを作っていらっしゃるスタッフのSさんが、出席者全員に一人2個ずつの玉ねぎをプレゼントして下さったことを書き添えます。


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