

田植え2日目の今日は曇り空で、田植が済むまでもつかしらと心配なお天気でした。
田んぼに何かの足跡がついていると聞き、行ってみますと、まだ植えてない泥田全面に2種類の足跡が模様のように付いていました。一つは水かきがある足跡


でしたから、昨日田んぼにやってきた大型の鴨だと思われました。もう一つは亀と最後に分かりました。誰もいない昨夕か早朝に鴨と亀がのんびりと散歩をしていたのでしょうね。
午前10時塾生12家族33名、スタッフ9名が集まっ

て、川口塾長のご挨拶の後に、森光さんから今日の作業の手順について聞きました。最初に苗代の中の「愛知のかおり」の「苗取り」をしてから「田植え」をします。「田植え」は「塾生が家で育てた苗」と「愛知のかおり」と「もち米」と「伊勢ひかり」です。


苗取りの方法をお百姓の先輩の宍戸さんに教えていただきました。皆一斉に苗代に入って苗取りを始めました。根っこを持ちながら一本ずつ抜いて根を揃えて束ねると、田植えがしやすいそうです。苗の抜き方や束ね方が、回を重ねるごとに段々と解ってきました。


今日は曇っていて風も少しありましたから、昨日に比べて小寒く感じられましたがl、さっそくお風呂につかるようにして苗取りする塾生もいました。
苗取りが一段落して一休みしてから、塾生が家で育てた苗を持って記念撮影をしました。

いよいよ田植えの始まりです。最初塾生が育てた苗を、中の東側の田んぼに竹の棒を渡しながら縦横揃えて植えて行きました。塾生が家で育てた苗にどれだけのお米が実るか楽しみですね。植えたこの場所を覚

えていて、これから先育っていく様子を注意して見て行くと面白いと思います。

この田んぼには今日苗取りした「愛知のかおり」も植えました。
昼休みの後は北側の2枚の田んぼに「もち米」の苗

を植えました。真面目に田植えをし続けている子どももいましたが、オタマジャクシやドジョウを捕まえたい

と水路に網を当てて網いっぱいのオタマジャクシを集めている子どもや泥の田んぼを踏み均して遊んでいる子どももいました。

「田植えって楽しかったです」と初めて田植えを体験されたお母さんが感想を述べられました。泥田の中はとても気持ちが良くて、私も初めて体験した時に癒されました。最後に苗代の苗を全部抜いて田んぼに均して「伊勢ひかり」の苗を植えて、2時半頃予定通りに田植えは完了しました。雨が降る前に済んで本当に良かったです。