

今日は「もみ蒔き」の日でしたが、あいにくの雨降りになってしまいました。田植えまでの苗づくりの時は待ってくれませんので、雨降りでも決行することにした「もみ蒔き」でした。この雨では塾生の出席はないかもしれないと思いながら出かけた田んぼには男性スタッ


フの皆さんが数日間かけて作った立派な苗代が出来上がっていました。
思いがけないことでしたが、もみ蒔きが始まるころには新塾生のご家族が続々と集まり、今日の出席は塾


生5家族13名とスタッフ10名の大勢になりました。「こんな雨降りの中だからできる体験があると思ってやってきました」と数人の塾生のお母さまから言われて感心しました。

今日蒔くもみは、うるち米の「日本まさり」と「愛知のひかり」と「伊勢ひかり」の3種類です。数日前から川口塾長が塩水選して蒔くばかりになっています。森光さんから苗床に1種類3列ずつ順番に混ぜないように、苗床にまんべんなく蒔くようにと説明がありました。
初めに日本まさりのもみ蒔きから始めました。もみ蒔きを初めて体験する

塾生たちが、コップに入れたもみを持って裸足で恐る恐る泥田の苗代に入り、苗床一面にぱらぱらと蒔いていきました。
雨も丁度小止み状態の中、3種類のもみ蒔きは間もなく終わりました。苗代の中にはアメンボがいっぱいいて、それを追いかけている塾生もいました。

この後は苗代のもみを鳥たちに食べられないように網を被せました。毎年からまないように網をかけるのは一苦労でしたが、今年はしっかりした支柱を立てて網をピンと張り、鳥や動物たちが入り込まないように防備しました。田植えまでにすくすくと良い苗が育つと好いですね。

5月末の田植えでは塾生の皆さんが家で蒔いて育てた苗も田植えしますので、家でもしっかりした苗を育ててください。