
記念すべき「とみつか未来塾」の10期生の閉講式を、本日午後1時半より富塚幼稚園の体育館で行いました。
始めに齊藤塾長から、「とみつか未来塾で大人や子ども皆が一緒になって体験した事によって、体力や忍耐力や判断力が身に付き、学校の勉強や将来の仕事につなげていけると好いです」とのご挨拶の後に、今日出席の13

家族の塾生の皆さんに修了証書が手渡

されました。
次に6年間ボランティアで未来塾の活動を手伝って下さったAMISの二人のお兄さん達、二宮洋佑さんと松下和輝さんに感謝状が渡されました。
そして「とみつか未来塾」創立の時からボランティア

スタッフとして尽力下さり、昨年6月9日に亡くなられた四村芳雄さんへの感謝状が奥様定子様に渡されました。
四村さんへのお礼の言葉を、創立時代から一緒に活動を共にしてこられた今井嘉之さんが話されました。
「四村さんが浜松市の環境企画課で覚えた水質検査の方法を未来塾の塾

生に教え、毎月の川のゴミ拾いの時に水質検査も続けてきました。「味噌作り」の活動では、農業環境改善センターとの打ち合わせや会場予約、材料準備など一切を用意して下さったことなど、沢山お世話になったから今の活動に続いています。お兄さんのような人がいなくなり寂しい」と話されました。
次に10期生の体験発表と感想発表では、塾生の鈴木まゆさんが田んぼ

でのお米作りの体験を、写真と文章にまとめた記録を発表して下さいました。お米作りはとても大変なのでお米を大事にしたいと感想を述べました。続いてお母さんの鈴木由紀さんが、「”田植え”とか”稲刈り”とか一部分の体験はどこでもしていますが、「とみつか未来塾」のようにお米作りの全部の過程を体験できる場所はあまりありません。この事を何年も続けている事が素晴


らしいと思います」と感想を述べられました。
最後に1月の「昔あそび」の時に昔ばなしをして下さった「野中のおばあちゃん」が紙芝居「おにとお百姓さん」と、八重山の民話「さかなと女房」を話して下さいました。語りかけ、時に歌うおばあちゃんの話

に皆熱心に耳を傾けていました。
閉講式が終った後に、いくつかのグループになっての茶話会をしました。昨日スタッフが手作りして用意した美味しいイチゴ大福とお茶を頂きながら10期生活動の反省会です。皆さんから出た意見は11期生の活動の参考にしたいと思います。

10期生の活動写真の展示をして、写真の注文を取りました。注文の写真は2月26日(土)午後1時半~4時、富塚公民館小会議室でお渡しいたしますので、忘れないようにお出で下さい。
「とみつか未来塾」10期生の活動も皆様のご協力を頂き無事終了することができました。ありがとうございます。11期生の募集が始まっていますので引き続いての参加をお待ちしています。