

さわやかな秋晴れの今日、1日かけてハズ作りをしました。来週の10月2日(土)には稲刈りをしますが、その時刈った稲はハズに掛けて乾かします。
やまかわの田んぼの稲の穂は黄金色に色づき重そうに頭を垂れていました。田んぼのあちこちには赤い


彼岸花が咲き始め、7月に作ったカカシさん達は、お米をスズメが食べないようにとしっかり見張りをしていました。
今日集まったのは、塾生4家族9名とスタッフ9名で


す。ハズ作りは寸法に切った長くて重い竹を運んだり、組み立てたりするので、スタッフが担当しました。その間子どもの塾生たちは塾長から鎌の使い方を教えてもらいました。鎌はよく切れるようにするためにいつも手入れが必要と、鎌の砥ぎ方から教えてもらい、


砥いだ鎌で刈り方を教えてもらって草刈りをしました。4歳の幼い塾生もいましたが、怪我をしない鎌の使い方を一生懸命覚えていました。今日のハズ作りは午後までかかるので、お母さんたちは空き地に作ったかまどでお赤飯を作ったりかぼちゃを煮たりして、それを


お昼ご飯にして皆で頂きました。美味しかったです。
ハズ作りは午後2時過ぎた頃には6通り3段のしっかりしたハズが出来上がりました。今年のハズは稲の重みや風で倒れないようにするために、3本の太い竹を


3脚のように立てた柱にして、横に3段の長い竹を渡してしっかりと作り上げました。毎年風と稲の重みで倒れそうになりますが、今年はきっと大丈夫でしょう。
鎌の使い方を教えてもらった塾生たちは、まだ刈り残っている草を刈って運んだり、使って汚れた鎌をき

れいに砥いでくれました。
かまどの残り火の灰の中にサツマイモを入れて焼き芋を作り、終わりに皆で頂きました。

しっかりしたハズができ上がって、稲刈りの準備は万端整いました。いよいよ来週土曜日は稲刈りです。
塾生の皆さんの参加を待っています。