

小雨が降っていましたが、代わりの日もないので、今日の田んぼの草取りは決行しました。
田植えをしてから4週間が経ちました。田んぼの稲は元気に根を張って分けつを始めています。同時に草も稲の周りに生え始めました。草が小さなうちに抜い


てしまわないとたちまちのうちに草に覆われてしまうので、この時期の草取りは大事な作業です。昔は猫の手も借りたいくらいに忙しいこの時期、学校では農繁休暇があって、家のお手伝いをしたものでした。
雨降りの中でしたが、塾生は3家族8名集まって下さ


いました。稲の周りをかきまわすようにして草を抜き泥の中に埋め込んでいきます。泥の中からぶくぶくと泡が出てきて、中にたまったガスが抜け新しい酸素が送り込まれるので、根の周りをかきまわしたり踏んだりすることも稲の生育のためにとても良いことのようです。

丁度雨が小止みしたので、真ん中のうるち米2枚と黒米の田んぼの1部分の草取りをすることができました。
黒米の稲の1部に葉が食べられているものがありました。よく見ると葉を巻かれているので、中を開いてみると芋虫のような幼虫がいました。家に帰って図鑑で調べてみると、イチモンジセセリの幼虫「イネツトムシ」で、稲の葉を

食べる害虫だそうです。稲が害虫に負けずに、元気に育って欲しいものです。
草取りが終わった後も、子どもの塾生たちはカエルやイトトンボを見つけたり、草取り中に田んぼにいた大小のカメと遊んでいました。