
突然のことでしたが、「とみつか未来塾」ができた当時からの重要メンバーで、多くのご指導をいただいた四村芳雄さんが一昨日の夜に、肺炎で亡くなられました。ご冥福をお祈りしますとともに皆様にお知らせいたします。
今日は「ホタル観察会」の日でしたので、スタッフは四村さんのお通夜に出席してから、ホタルの里へ集まりました。夜7時を過ぎると、塾生たちも続々

と集まってきました。今夜の出席は11家族26名とスタッフ、AMISのお兄さんや一般の人が20名と、大勢の人が集まりました。

ホタルの里の降り口は歩きやすいように階段状になって、つかまれるように下までロープが張られていました。観察会場は観察しやすいように、竹のスノコが敷

かれて新しく東屋が作られていました。手入れの行き届いた湿地帯には花菖蒲が花盛りでした。会場にだんだん人が集まってきて、少し暗くなり始めた頃、周りの木立の下のあちこちでゲンジボタルが光り始めました。
「ホタルの里」を維持管理していらっしゃる和久田さんがお話をして下さいま

した。今年のホタルの初見日は5月30日で、4匹のホタルを見たのが始まりだそうです。

今夜は沢山のホタルが 光り舞っていました。毎年見ていますが、今までで一番多かったような気がします。

草むらに降りた塾生たちが見ている蛍を間近で写しました。
「ホタルの光る様子を写真に撮りたいけど難しくて撮れない」と言ったら、塾生に「私は心の写真に撮る」と言われました。
和久田さんは亡くなられた四村さんを忍んで、”蛍火に 誘われしか 今生に 別れを告げて 君は涅槃へ”と歌を詠まれました。
四村さんの魂も一緒に見ているような観察会でした。