

雨が降ったり寒かったりの天候不順の日が続いたこの頃でしたが、今日は久しぶりの青空になり、絶好のお茶摘み日和になりました。
「とみつか未来塾」では、新茶を摘み、昼食は摘んだ新茶をてんぷらにしていただく恒例の「新茶まつり」を


「やますえ製茶」の茶畑で行いました。
てんぷら作りや会場設営のため、スタッフは朝9時過ぎから準備を始めました。炊きたてのご飯に摘んだばかりの新茶を刻んで混ぜた茶飯をおにぎりにしたり、てんぷらにする材料(新茶、竹の子、アザミ、ユキ


ノシタ、三つ葉、サツマイモ、かぼちゃ、ジャガイモ、なす等々)の下準備をして、順番に揚げ始めていました。
10時、齊藤塾長の挨拶で新茶まつりの始まりです。四村さんから”一芯二葉”で摘む新茶の摘み方を教え


ていただいてから、やますえさんが用意して下さった籠を腰に付け、揃って茶畑に行きました。
茶畑には一面に柔らかい緑のお茶の新芽が出ていました。今年は新芽が出る頃に霜の降りるような寒い日があったので、大丈夫かしらと心配していましたが、


光り輝く若緑の海のように新芽が生え揃っていて、その畝の中に塾生たちは入っていき、お茶摘みをしました。
お日さまがさんさんと降り注ぐ緑のお茶畑で、家族、兄弟、友達、スタッフの老若男女皆でおしゃべりしなが


ら楽しくお茶摘みをしました。おばあちゃんが、「昔はこの時分には新芽がどんどん伸びてくるから、子ども達も毎日のようにお茶摘みの手伝いをしたんだよ」と孫に話しているのが聞こえました。
「どっちが沢山摘んだかな?」と比べっこしている塾


生の籠のお茶を見せてもらいました。
12時になったので、皆が摘んだお茶は大きな籠の中に集めました。このお茶の葉はやますえ製茶さんが蒸して冷凍保存して下さり、7月末、やますえさんに教えていただき、塾生の皆さんが「お茶の手もみ体験」を


します。
女性スタッフが朝から準備して作ったいろいろのてんぷらが出来上がっていて、掘ったばかりの竹の子のお刺身やあえ物もあって、皆で美味しい嬉しい昼食タイムになりました。一生懸命お茶摘みしてお腹がペ

コペコだったので余計に美味しかったです。
今日出席した塾生は12家族36名、静大AMISのお兄さんたちも5名来て下さり、スタッフを合わせると60名余りの大勢の人々が集まりました。
食事が済んだ後も、家でてんぷらや茶飯や手もみをしてみようと、茶畑でお茶摘みを楽しんでいました。お茶摘みしながら小さな子どもの塾生たち

が、AMISのお兄さんと楽しげにおしゃべりしていました。
「やますえ製茶」のご厚意で、楽しくにぎやかな「新茶まつり」ができました。ありがとうございました。