
今日は、今期最後の農作業の活動です。6月に葉の付いた茎を畑に植えたサツマイモが、約5か月かけて土の中で育っているはずです。土の中で成長しているので、サツマイモの収穫量は掘ってみないとわかりません。今年はどれくらい採れるのでしょう。荷物置き場の横で、桜の花が咲いていました。穏やかな天気で、お芋掘りに精が出そうです。
まずは茎である蔓の株元を少しだけ残して鎌で刈り取ります。残した株元を目印にして周りを鍬で畝を掘ると紅色のお芋が姿を現します。お芋が見えると、子どもたちは嬉しそうに掘り出していきます。

畑の中に取り残したお芋がないように、畝を広く掘り起こさないといけません。蔓をどけて土を掘ると、今まで隠れていたバッタやカマキリ、カエルやムカデが出てきました。
蔓を切る人、土を掘る人、お芋を掘りだす人、掘ったお芋や芋蔓を運ぶ人、皆で分担して作業しました。

苗の植えつけ前に土をフカフカに耕してあったおかげなのか、集められたお芋の形がきれいなものばかりです。今日は参加家族が多く作業もペース良く捗り、予定していた畝数を増やして芋掘りしてもらいました。作業が終わった時に試食でお芋を食べてもらおうと、釜で蒸し芋を準備していました。

頑張って芋掘りをしてくれていたのに伝言ミスで試食が始まっていて、食べられない方がいらしたら申し訳ありませんでした。
午後から参加の方たちに、残りの畝を全て掘り起こしてもらいました。例年は畑全部を掘り切れず後日スタッフが掘り起こしていましたが、

今日はとてもスピーディーに作業が進みました。畑の土が乾いていたこともあり、土も軽く掘りやすかったのかもしれませんね。
掘った芋は収穫祭用に取り分け、大きいものは来年の種芋として春まで保管します。

残りは皆さんに好きなだけ持ち帰ってもらいました。未来塾の活動に支援してくださっている方たちにも差し上げたりしますが、今年も小さなものが沢山残ってしまいました。利用法で何か良い案のある方がいらしたら、ぜひご提案いただきたいです。

持ち帰ったお芋は土を軽く払い、湿度保持のため新聞紙などで包んで室温10~15℃の場所で3ヶ月は保管できます。何日か日を置いた方が甘さが増してきます。洗ったり傷のついたものは、生のままカットして冷凍保存もできるようです。美味しく召し上がってください。
収穫祭のお知らせを配りました。参加申し込みは11月14日までにご連絡くだい。