梅雨に入り雨が続いています。田んぼでは中干しを始めましたが、こんなに雨が多いときちんと干せるか心配になってしまいます。土曜日に予定していたサツマイモ畑の草取りも、雨で日曜日に延期になりました。あらかじめ活動の予備日をお知らせしてありますが、日程がずれると参加できなくなる方が多くなってしまいます。スタッフは準備しながら塾生が来てくれるか心配していましたが、開始時間には3家族が来てくれました。

マルチを張ったところは草が少ないですが、土の出ているところは草が沢山生えているので草取りのやりがいがあります。熱中症に気を付けながら各自適宜休憩を取りながら活動してくださいと塾長から説明がありました。連日の雨でカヤツリソウがいっぱい芽を出し、ふさふさと畑を緑色に覆っています。

M家はお父さんが率先して畑で一番草の多い所へ果敢に向かっていきました。R君も草がいっぱいで取り切れるか心配しながら頑張っていました。この人数ではどこまでできるかわかりませんが、皆さんバケツを片手に黙々と作業を始めました。

活動を始める時間になると、さらに2家族参加してくれました。しゃがみ込んで下を向きながらの作業なので、数分で足腰が痛くなってきてしまいます。畑は雨を含み草を抜いても根っこに土の塊がつき、振るって落とすと足元が泥だらけになってしまいます。

畑にはバッタやコオロギがぴょんぴょん飛んでいて、素手で捕まえている子もいました。さすが未来塾の塾生、虫捕りはお手の物ですね。夢中で草取りをしていると、気が付くと12時。少しだけやり残した場所もありましたが、土の見えるきれいな畑になり今日の活動は終了しました。
田んぼや畑で作物を育てる上で草取りなど途中の作業が大切で、この大変さを経験した子どもにとって収穫の喜びが倍増してくれることでしょう。今回参加できなかった方も夏まつりでは田んぼで、8月にもう一度サツマイモ畑で草取りがありますので、ぜひご参加ください。
今日は七夕なので、帰りに畑の横に生えていた笹の枝を切って持ち帰ってもらいました。短冊にどんな願い事を書いたのかな?
蒸し暑い中の大変な作業でしたが、お疲れさまでした。
