

穏やかな曇り日の今日ソバ刈をしました。
ソバ畑に行くと、スタッフがソバを抜いて実を採っているところでした。2枚のソバ畑のソバは生育が良くなかったのに加え、実りの時期が過ぎていたので、大部分の実が地面に落ちてしまっていました。


塾生5家族13名、スタッフ11名が集まり、始まりに川口塾長からが「ソバの種まきをして今日で70日経ちましたが、ソバの実は時期を過ぎてかなり落ちてしまいました。注意して観ていないと刈り時が難しいのです


今この畑にはアメリカセンダングサやヌスビトハギなどの雑草に実ができているので歩くと服に付きます。ソバ刈をしながら、周りの自然に興味を持って観察をして下さい」とご挨拶、萩原副塾長から「ソバ刈の時期を見誤ったので、本来なら刈ったソバを足踏み脱穀機で脱穀するのですが、今日は刈ったソバの実は手でしごいて脱穀します」の説明を受け、作業が始まりました。


実がこぼれないようにそっと刈ったソバは箕やブルーシートのあるところに持っていき、手でしごいて実を集めます。傍で赤ちゃんが土まみれになって遊んでいました。


お母さんから刈り方を教わった女の子たちが、ソバをそっと刈っていました。乱暴に刈って無造作にソバの実をしごいていたY君に、スタッフが丁寧な作業の仕方を教えていました。
Fちゃんが花と実が付いたソバがあったと見せてくれました。


ソバ刈りと脱穀は11時ごろには終わりました。集まった実は袋の中に少しだけです。
これを数日天日干してソバの実だけを選り分けて、粉にします。おやつ作りに使えるほどあると好いのですが。


作業が終わった塾生たちは、ニラの実やお茶の実やハブ茶の実など、畑でいろんな実を見つけました。
スタッフが作った赤いトマトを味わいました。
赤ちゃんも味が分かったみたいです。
ソバ畑の隅にあるサトウキビも味わってみました。


昔の子どもはおやつにしゃぶったものですが、今の子どもはどうでしょうか。感想を聞くとしばらくして、甘いと答えがありました。
帰りにスタッフが育てた抜き菜をサラダにと、若いお母さんたちが持って帰りました。


