

曇り空の中で時々お日さまが顔を出している今日、権現谷川のゴミ拾いをしました。集合場所の石田公園に集まったのは、塾生2家族5人とスタッフ11人、一般の方も3人参加して下さいました。
権現谷川は、先が見えないほどの背丈を超える葦で


一面覆われていて先へ進むのも、ゴミを探すのも難しい状態でした。
緑にあふれているこの状態は、ゴミは見つかりませんが、水が浄化されて、生き物にとっては棲みやすいだろうなと思いました。この川ではホタルが毎晩見られるそうです。イトトンボやクサギの葉の裏に生み付けた何かの生き物の卵を見つけました。
昨晩の「ホタル観察会」に出席のご家族が、今日のゴミ拾いにも出て下さいました。権現谷川の川底には

ホタルの餌になるカワニナがたくさん見られます。お父さんから教えていただきながら、「これがホタルのご飯なの?」と子どもの塾生が、しげしげとカワニナに見入っていました。
いつものように高校生のN君が川の水質検査をしていました。
ゴミ拾いが終わった後に公園でゴミをまとめて、水質検査の結果を聞きま

した。
気温25度、水温19度、COD(化学的酸素要求量)の数値は非常に高く、13でした。佐鳴湖は11で、これも良くありませんが、それよりも高い数値でした。

COD値が高いということは、水中の酸素を消費してしまう物質がたくさん入っているということで、生活排水、工場排水など汚水混入の可能性があります。つまり汚れているということなのだそうです。
私たちは少しでも川を汚さないようにしたいですね。