ハズ作り

mirai

2024年09月28日 17:42

 先週汗だくになりながら用意した竹を使ってハズを作ります。
 ハズとは、刈った稲を乾かすための物干し台の名前です。稲架と書き、一般にはトウカ、ハサ、ハザと呼ばれたり稲木と呼ぶものもあるようです。ハズとは、浜松など限られた地域で呼ばれ方のようです。

 3本の竹を縛り土台を作り、長い横木を3段取り付けて作ります。スタッフの高鳥さんからロープワークを教わりますが、慣れないと難しくて、畳の縁の紐を両手に持ちながら苦戦してしまいました。
刈りたての稲は水分を含み、かなりの重さになります。まだ台風も来ることもあるので、しっかりしたハズを作らないといけません。皆でお互いに確認しながら竹を括りつけていきました。
 竹のハズは3列作りました。田んぼのお米を干すのには、もう少しスペースが必要です。残りは以前農家の方が使わなくなった金属のハズを使います。金属のものは軽くて扱いやすく折れる心配もなく便利ですが、2段なので干せる量が少なくなってしまいます。竹のものも金属のものも、一長一短がありますね。

 ハズは1時間ほどで完成し、残りはスガイ作りをしました。2000本以上必要ですが、まだ1200本しかできていません。雨が降り出しそうでしたが、皆で1本でも多く作ろうと頑張りました。12時前にはポツポツと雨が降り始めて今日の活動は終了となりましたが、スガイは250本できました。とりあえず来週の稲刈りの分は足りそうです。

駐車場からの道すがら、色々なキノコが生えていました。調べてみたら、どれも食用とのことでした。さすがにキノコは怖くて食べられませんが、田んぼの周りではマコモダケやミョウガが採れました。気温も下がってきて過ごしやすい季節になってきたことですし、収穫の秋を楽しみたいですね。参加してくださった皆さん、お疲れ様でした。

      








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