ハズ作り
先週汗だくになりながら用意した竹を使ってハズを作ります。
ハズとは、刈った稲を乾かすための物干し台の名前です。稲架と書き、一般にはトウカ、ハサ、ハザと呼ばれたり稲木と呼ぶものもあるようです。ハズとは、浜松など限られた地域で呼ばれ方のようです。
3本の竹を縛り土台を作り、長い横木を3段取り付けて作ります。スタッフの高鳥さんからロープワークを教わりますが、慣れないと難しくて、畳の縁の紐を両手に持ちながら苦戦してしまいました。
刈りたての稲は水分を含み、かなりの重さになります。まだ台風も来ることもあるので、しっかりしたハズを作らないといけません。皆でお互いに確認しながら竹を括りつけていきました。
竹のハズは3列作りました。田んぼのお米を干すのには、もう少しスペースが必要です。
残りは以前農家の方が使わなくなった金属のハズを使います。金属のものは軽くて扱いやすく折れる心配もなく便利ですが、2段なので干せる量が少なくなってしまいます。竹のものも金属のものも、一長一短がありますね。
ハズは1時間ほどで完成し、残りはスガイ作りをしました。2000本以上必要ですが、まだ1200本しかできていません。雨が降り出しそうでしたが、皆で1本でも多く作ろうと頑張りました。12時前にはポツポツと雨が降り始めて
今日の活動は終了となりましたが、スガイは250本できました。とりあえず来週の稲刈りの分は足りそうです。
駐車場からの道すがら、色々なキノコが生えていました。調べてみたら、どれも食用とのことでした。さすがにキノコは怖くて食べられませんが、田んぼの周りではマコモダケやミョウガが採れました。気温も下がってきて過ごしやすい季節になってきたことですし、収穫の秋を楽しみたいですね。参加してくださった皆さん、お疲れ様でした。
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