星空観察会

mirai

2024年08月08日 23:59

 今年も富塚西小学校グラウンドで浜松星を見る会の八木先生にお越しいただき星空観察会を開催しました。準備をしていると雲が広がってきそうで心配でしたが、白いペーパームーンのような三日月が見えていました。空がまだ明るい状態でしたが、月を見られるように望遠鏡をセッティングしてくださいました。毎年見るオレンジ色に光る様子とは違っていて、白くクレーターの見える姿も素敵でした。
 始めに望遠鏡についてお話してくれました。レンズ2枚で拡大する仕組みの屈折望遠鏡2台と鏡で反差したものをレンズで拡大して見る反射式の望遠鏡を1台用意されています。肉眼は7㎜の望遠鏡なのだそうで、今日設置されたものは口径12㎝のレンズで肉眼の300倍と25㎝で1300倍もあるとのことです。クレーターがはっきり見えるはずですね。
 天の川を見たことがある人は?と聞かれましたが、手を挙げた殆どが保護者やスタッフなど大人がほとんどでした。見たことのない人にお勧めなのがプラネタリウムとのことでした。浜松科学館みらいーらのプラネタリウムには1億個の星が投影されているそうです。双眼鏡を持って行くと肉眼で見られない星も観察できて楽しめるそうです。
 日没後の月の様子や星の幼稚園と言われるさそり座のしっぽにあるM7星団を見ていると、南海トラフ地震臨時情報の防災無線が流れました。スマホを片手に心配されいる保護者もいらしたので、急遽、早めに終了することにしました。昨年は天候不順で中止になり、今年こそはゆっくり楽しみたかったので残念でした。夏休みは続きますので、双眼鏡を持ってみらいーらに行ってみてください。来年こそは、ゆっくりと八木先生のお話と星空を楽しみたいですね。八木先生には、今年もありがとうございました。富西小学校の先生からは地震情報発令時の対応を教えていただき助かりました。ありがとうございました。



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