収穫祭

mirai

2023年11月19日 09:00

今日の未来塾の収穫祭は、突然に冬が始まったような寒い日になりましたが、朝8時半過ぎに、会場のやまかわの田んぼで、会場の設置、豚汁などの煮炊きの準備、焼き芋の準備、祭壇作り、活動写真展示などの準備が始まりました。10時、29家族の元気な塾生が集まって収穫祭の始まりです。

始めは椎の木谷の探検からです。今日出席の塾生全員が椎の木谷の広場に移動して3班に分かれて、椎の木谷保全の会の倉田さん達3人の方々が案内して下さいました。

椎の木谷の森は今から25年くらい前に特別緑地帯に指定され、保全活動が始まりました。これまで昔からいた生物や植物を保全維持する活動をしてきたそうです。里山ゾーンと保全ゾーンに分かれていて、里山ゾーンから案内していただきました。


三方原台地から水がしみだしている一角を湧水池にしてカエルやホタルが繁殖できるようにしているそうです。次に田んぼの水路で沢山のメダカを見ました。田んぼは未来塾と同じ無農薬ですから生き物が沢山います。数珠玉を取っている塾生がいました。水路の一角に絶滅危惧種のサクラバハンの木が生えていました。
次は登って保全ゾーンへ行きました。椎の木谷のコナラをホダギにしてシイタケを作っている処に来ました。しいたけは採ってしまった後なのか生えていませんでした。木道を通ると今はアザミの花が咲いていました。孟宗竹の竹林は毎年200本の間伐をして竹林の維持をしているそうです。青空が見えるくらいの間伐をすると、竹林も良く維持され、ササユリや春蘭などの植物も生えてくるそうです。「これは何?」とヘビイチゴを見せてくれた塾生がいました。次にムカゴをを摘んで見せてくれた塾生に、「これはご飯に炊いて食べると美味しい」と藤森先生に教えていただくと、皆で探して摘みました。種を家で蒔くという人もいました。楽しい椎の木谷の散策が終わりました。

広場では豚汁が出来上がって皆で順番にお餅も入れてよそって頂きました。温かくて美味しかったです。焼いもも焼き上がっていました。ホクホクして美味しかったです。お汁粉もいただきました。

お腹一杯になった後は自由な遊び時間です。竹細工の先生のブースには行列ができていました。弓矢、ゴム鉄砲、笛(穴あき笛、水笛など)。スタッフKさんの風車作り。スタッフHさんの石ころアート。稲わらを使って熱心にホウキ作りをしている大人の一団がありました。

最後に塾長からカカシコンクールの表彰があり、今日出席の4組が表彰されました。

収穫祭が終わるころ、作った笛でお祭りの篠笛の様に、上手な笛を吹いている塾生のお母様がいらっしゃいました。

こうして楽しい収穫祭が終わりました。


関連記事