脱穀1回目

mirai

2021年10月17日 22:39

 昨日は、お弁当を作り終え洗濯物を干そうと庭に出たら霧雨が降っていました。せっかく2週間かけて天日干しした稲を濡らしてしまっては元も子もありません。急遽脱穀は延期となりました。作ったお弁当はお昼に食べましたが、外で食べたくなるような良いお天気になっていましたね。なかなか天候の判断が難しく、朝早くから準備をされていた皆さんには申し訳ありませんでした。

 今朝もどんよりした雲が広がっていましたが、色々なお天気のサイトを見比べましたが日中は曇りとの予報だったので脱穀を行うことにしました。
 田んぼの稲は濡れないようにブルーシートが掛けられ、藁も湿ることなくカラカラに乾燥していました。無事に脱穀の作業を進めることが出来そうです。今年はお米作りを辞められた農家の方から頂いた機械を使います。まずはもち米から作業します。子どもたちがハズにかけてあった稲を機械まで運んでくれました。運ばれた稲は、脱穀機を通して稲穂の籾を集めます。子どもたちも藁を脱穀する体験をしました。エンジンの音が響きグッと機械に引きこまれていくので恐る恐るの子もいましたが、皆上手に藁を一束ずつ機械に通していました。

 脱穀機を通した藁には取り残した籾が残っています。藁の中までかき分けて残った籾を集めます。未来塾では籾を取った藁は、来年のスガイ作りのために倉庫で保管しておきます。まっすぐで緑色がきれいに残っている藁は、年末のしめ飾り作りに利用します。農家では、コンバインという機械で稲を刈り取ってすぐに脱穀、乾燥までしてしまいます。脱穀し終わった藁は粉砕されて田んぼに撒かれ、田おこしの時に田んぼの土に鋤きこんで肥料となります。未来塾の藁は無農薬なので、家庭菜園などされている方は使ってみてください。

 もち米の脱穀が終わりそうな頃に雨がパラついてきたので、早めにお昼休憩になりました。休憩中にスタッフの川口さんが、種籾から稲穂になるまでの成長過程について説明をしてくれました。一粒の種籾から何粒のお米が収穫できるのでしょう?調べてみたところ、お米の品種や田んぼの状況によって400~1000粒以上と違いがあるようです。籾摺り後に詳細の収穫量がわかったら、あらためて計算して皆さんにお伝えしたいと思います。
 お昼ご飯を食べ終わる頃には雨も止み、午後はうるち米の脱穀です。うるち米にもち米が混ざってしまっても、食感に差し障りがないのでお米の作業はいつもこの順番です。皆さんの手際が良く、うるち米の脱穀は1時間ほどで終えることが出来ました。
 あとは種籾を足踏み脱穀機で脱穀します。来年の苗のために、籾を食べてしまわず種として保存しておきます。昔ながらの機械なので、脱穀した籾には藁などが混ざってしまっています。昔は唐箕(とうみ)という機械で風を使って藁を除いていましたが、今日は人力できれいにしました。種籾は来年まで大切に保管しておきます。
 
 今日の子どもたちは、仕事以外でも活動的でした。バッタ、カエルを追いかけたりイシガメを見つけたり。山積みの藁に乗って、寝心地を確かめている子たちもいました。藁を竹に巻き付けて箒を作る子たちもいました。魔法使いになれると良いですね。竹で作ったマラカスは、カラカラと良い音がしていました。
 
未来塾では年度末に活動の感想文集を作ります。脱穀は、なかなか体験できない活動です。言葉や絵にして記憶に残してみませんか?原稿用紙は活動説明の書類と一緒に配布してありますが、欲しい方はお気軽にご連絡ください。
今期は、もち米は7袋、うるち米が8袋で例年通りの収穫量でした。




 


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