お茶の手もみ

mirai

2011年07月31日 23:56

 今日は朝から天候不順でしたが、小雨決行で実施することにしました。
 幸いにも準備のころ少し雨がありましたが、終わるまで比較的曇り空でブルーシートで日陰を作って実施しましたが、一時の猛暑からみるとしのぎやすい1日でした。

 今日は4月29日新茶の手摘みをやますえ製茶さんの畑で実施しましたが、その時のお茶の葉を冷凍保存していただいていて、その葉を今日やますえ製茶さんの工場で、手もみ体験します。
 手もみは全行程4時間かかるそうです。やますえさんのご指導を受けながら、昼休みも交代しながら実施します。

 最初はよれよれの葉っぱのようでしたが、揉みながら水分を飛ばしていきます。少しづつ力を入れて揉んでいくと水分が出る感じになり、広げてまた水分を飛ばし・・・と繰り返します。
 手もみ台は水分を飛ばすために下から温めてあり、ステンレスの台は直接触ると熱いくらいで、夏の作業としては大変ですが、今日は比較的涼しく順調にいきました。
 徐々に葉っぱが撚(よ)れてきます。それでも針のような感じからは程遠いものですが、午後になるとだんだん形が整ってきました。
 最後は先生のご指導がよく、立派な手もみ茶ができました。

 今日はその間に2つのことを行いました。
 1つは、稲刈りのとき刈った稲わらを束(たば)ねるスガイをお茶の手もみと交代しながら作ります。
 他の1つは、昨年収穫したそばの種が残っていましたので、それを石臼で粉にひいてそばが気を作ることです。

 スガイ作りは、藁縄(わらなわ)を綯(な)う要領ですが、昨年の藁(わら)を3本づつに分けて全体の半分くらい綯います。
 子どもたちには少し難しい作業のようです。お母さんやお父さんも頑張っていただきましたが、最初に要領を得るまではなかなかでしたが、徐々に慣れ、4時間くらいの間に850本もできました。
 後かかかし作りのとき頑張ってもらわないと稲刈りに間に合いません。

 ソバの粉ひきもお茶の手もみと交代でひきました。石臼でひくと1回では、荒引きの感じで3回もひいていました。
 ソバガキは3時のおやつということで、最後にひいた粉でソバガキを作りました。ソバガキは粘りがありモチモチとしたところがありなかなかおいしいという評判でした。 

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