田植え1回目

mirai

2010年05月29日 23:59

 今日は雨が降りそうな曇り空でしたが、お天気は1日もってやまかわの田んぼの田植えをしました。小学校の運動会があったからでしょうか、参加人数は例年より少なくて、4家族15名とスタッフ12名と通りかかって飛び入り体験した親子2名でした。
 田んぼには今日の田植えがしやすいように、スタッフがあらかじめ、植える基準の位置を決める杭を打って準備がしてありました。
 午前10時、齊藤塾長のご挨拶と森光副塾長の注意事項・田植えの手順のお話を聞き、まず「苗とり」から始まります。
 今日最初に田植えする「日本まさり」の苗を苗代から抜き取ります。根っこを痛めないように苗の根を持って抜き、水でゆすいで泥を洗い、苗が片手いっぱいになったら藁で1束に括ります。括り方は去年覚えたことですが、大人でも1年経つと忘れてしまって、またお百姓の宍戸さんに教えてもらいました。子どもの塾生も括り方をマスターしていました。
 「苗とり」の次はいよいよ「田植え」の始まりです。植える前に、塾生が家で種まきして育てた「日本まさりの苗」と一緒に記念撮影をしました。それから真ん中の西側の田んぼに行き、森光さんから植える場所を記した竹の棒を使って植える植え方を教えてもらい、揃って田植えをしました。今日初めて体験する小さな子どもの塾生が多かったですが、皆一生懸命に約3本の苗を手にとって、田んぼの泥の中に苗が立つように丁寧に植えていました。1枚の田んぼに日本まさりを植え終わったところで、お昼の休憩になりました。
 午後は真ん中の東側の田んぼにうるち米の「愛知のかおり」を植えました。一生懸命植えているうちに、田んぼの中で尻もちをついたりして、皆泥んこになり始めました。”泥だらけになっても好いね”と安心して田植えしている微笑ましい親子の姿がありました。
 南側の田んぼに、黒米の苗を3分の2植えたところで今日の田植えは終わりました。
 田んぼに小さなコガメがいて、一生懸命田植えしていた子どもの塾生が珍しそうに手に載せていました。
 明日は残りの黒米ともち米と伊勢ひかりの苗を植えます。塾生の皆さんの参加をお待ちしています。
 AMISのお兄さんたち5人が来て下さるそうですから、心強いです。

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