稲刈り2回目
今日はいよいよ最後に実りを迎えた黒米の稲刈りの日です。曇り空で、今にも雨が降って来そうなお天気でした。昨日脱穀した稲わらの山を片づけながら、こんな日だと塾生の参加はあるのかしらと待っていますと、3家族10人の塾生が来て下さいました。
今日初めて稲刈りを体験するT子さんが、スタッフから稲の刈り方を教えてもらい、恐る恐る刈っていました。何度も刈っているうちに、だんだん鎌の使い方が上手になってきました。
黒米には黒っぽいカメムシがたくさんいました。稲を刈った後にはクモやバッタなどの虫もぞろぞろ出てきました。田んぼの中に大生態系があるんだなーと思いました。
さっきまでサクサクと稲を刈っていたY君が静かにな
ったので、どうしたのかと思っていたら、ポケットいっぱいに椎の実を拾ったと見せてくれました。稲を刈った田んぼに椎の実がたくさん落ちていたのです。振り仰ぐと椎の木の大木が田んぼの上に枝を広げていました。やまかわの田んぼのある場所は椎の木谷と言
い、その名の通りに椎の木が沢山生えています。
昼食で一休みした後、1時間ほどで稲はすべて刈り終わり、稲をハズに掛けて今日の作業は終わりになりました。
今日もKさんがたくさんのアケビを持って来て下さり、まだ味わっていない塾生が、その珍しい味を味わっていました。実を食べた後の瑞々しい薄紫の殻は、甘味噌をつめて油で焼くと美味しいそうですから、今日のおかずにしてみようと、皆で分けて持ち帰りました。とても美味しいそうですから、楽しみです。
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