お米の脱穀

mirai

2008年10月19日 22:30

 秋晴れの好天気の今日、やまかわの田んぼで、先日刈り取って2週間ハズに掛けて乾かしてあった稲の脱穀をしました。夏に塾生の皆さんが作ってくれたカカシさんたちが、今日までスズメの番をしてくれていましたから、稲にはしっかり実が付いていました。
 いつも協力してくださる中田さんは、朝早くに脱穀の機械を田んぼに運んできて待機して下さっていました。

 脱穀機を田んぼにセットして、10時、”機械で怪我をしないように気をつけて仕事をしてください”との塾長の挨拶で脱穀が始まりました。今日の参加は7家族22名の塾生とスタッフ合わせて35名です。
 ハズに乾かしてあったもち米、うるち米、黒米のじゅんばんに脱穀をしました。
 今日の仕事は、乾かしてあった稲をハズからはずして脱穀機の傍に運び、稲束を機械に通して脱穀して、出てきたモミ米を袋詰めして、脱穀し終わった稲わらをまとめて束にして小屋の傍に運びます。

 脱穀はトラクターでの脱穀の他に、昔の人が足踏みして手作業で脱穀する足踏み脱穀も体験しました。
 足踏み脱穀はトラクターの脱穀に比べて何十倍もの時間と手間がかかりますから、昔の人は、脱穀一つとっても大変な作業だったのだと思いました。
 午前中にもち米とうるち米を脱穀し、お昼休みを1時間とって、午後は黒米の脱穀をしました。
 籾摺りをしたら、どのくらいのお米になるでしょうか。楽しみです。

 皆で一生懸命仕事をしましたから、2時頃には脱穀が終わり、落穂を拾ったり、散らばったわらを掃除して片付けたりして、大人も子どもも、皆休まずに一生懸命働きましたから、今日の作業は予定通りに終えることができました。

 6月の田植えの時には畦に立って、ご両親やお兄さんの田植えを眺めていた3歳のA君が、4ヶ月経った今日は、ご両親やお兄さんの作業を見て真似て、同じようにお手伝いを沢山してくれました。幼くても、周りの人を見ながら、自分ができることを一生懸命手伝う姿に、皆の心が和みました。

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