ハズ

mirai

2008年09月27日 16:46

 さわやかな秋晴れの今日、やまかわの田んぼの稲も黄金色に色付き、穂を重くたれ始めました。畦には赤い彼岸花が咲いて、黄金色と赤のコントラストが綺麗です。
 来週日曜日(10月5日)は稲刈りをしますので、今日は刈った稲を掛けて乾かす「ハズ」を作りました。田んぼの空地に、7つのハズを作る予定で、少し前から男性スタッフたちが竹を切り出して、ハズを作る位置に材料を並べてありました。ハズ作りは重労働なので男性達が作っていましたが、男性6人と男の子1人と人手が少なかったので、4つ作ったところでお昼になり、今日のハズ作りはひとまず終わりになりました。お父さんの参加が有ると良かったです。
 今日の塾生の参加は3家族6名、小さい子どもとお母さんと、女性スタッフ達は、稲刈りした稲を束ねる「スガイ」を作りました。
 スガイは、お百姓の先輩の宍戸さんが毎年2500本作ってくださっていますが、将来のために私達も作り方を覚えようと、宍戸さんから教えていただき、今年は1000本のスガイは私達が作ることになりました。
 小屋にしまってあった去年の稲わらを撚って短い縄を作るのです。6本の稲わらを手に取り、根元をお尻で固定して、3本ずつに分けて撚るのですが、撚り方を教えていただき、コツが分かってくると、子どもでもスガイができるようになりましました。先に覚えた子どもが後から来た子どもに教えたりして、単純作業だけどおしゃべりしながら、楽しい作業でした。こういうことを知っていたら、将来きっと役に立つことがあるだろうなと思いました。  

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