ホタルの観察会
昨日になりましたが梅雨の晴れ間、お天気が良くさわやかな1日でした。夜には和久田さんのホタルの里で、「とみつか未来塾」恒例の「ホタル観察会」がありました。
夕暮れ時の午後7時、9家族26名、スタッフ合わせて約40名の人々が徐々にホタルの谷へ下りて集まってきました。
始めのうちはまだ明るくて、周りの様子が良く分かりました。
ホタルの里は和久田さんが昔お米を作っていた場所ですが、今は休耕していますが、年3回は草刈してよく手入れがされていて、周りは樹が茂り、綺麗な水が流れて、花しょうぶが花盛りで、空気が綺麗な、気持ちがホッとする場所になっています。ホタルは、綺麗な水が流れ、周りに草が茂り、幼虫の食べ物のカワニナがいる場所を好むそうですが、ホタルの里はその条件に適った、ホタルが棲み易い場所になっています。
だんだん暗くなり始めて、ホタルがすぐ傍の樹の茂みの中で光り始めました。8時近くなると、谷のあちこちでホタルがすーう、すーうと光を点滅させながら飛び交う様子が見られました。
ホタルの里での今年の源氏ボタルの初見日は5月27日だったそうです。今月中は源氏ボタルが、今月末からは平家ボタルが見られるそうです。
暗い中で、皆で観た小さな青白いホタルの光と、せせらぎの音が印象的な宵でした。
”ほたる火に 誘われて入る 谷あいは せせらぎの音 闇に流れる”
和久田さんが詠まれた歌です。
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