しめ飾り作り

しめ飾り作り2 昨日は暖かかったのですが、あいにくの雨でしめ飾り作りは今日に延期になりました。寒くなるとの予報でしたが、寒さより強風に驚かされるお天気となりました。
  秋に稲刈りして脱穀した藁で、緑色の残る太いものをしめ飾り用として保管しておきました。しめ飾り作り稲刈りした状態の藁だと表面に泥がついていたりするので、先日スタッフが汚れの付いている袴を取ってきれいな状態にしておきました。きれいにした藁15本ずつを1束として6束を使って作っていきます。

しめ飾り作り 今年もスタッフの川口さん指導のもと、皆で手順を追って進めていきます。しめ飾りは各家庭で歳神様をお迎えするための目印となるものです。まずは3束で輪飾りを作りますが、スガイ作りで右に綯うやり方に慣れていて左綯いは手こずります。通常とは違った綯い方をして神様のための神聖なものであることを示しています。しめ飾り作り5輪飾りに残った3束を組んで三つ編みをします。毎年作っていても、年に1度のことなので戸惑うこともありましたが、皆さん立派なお飾りができてきました。
 代々栄えることを意味する橙、古い葉が新しい葉に譲るように成長し子孫繁栄を表す譲葉、葉の裏が白く、しめ飾り作り1対の葉の間から新芽が出るウラジロは清廉潔白、子孫繁栄を示します。天照大御神が天岩戸に隠れた時に使ったことから、紙垂は神様のいる神聖な場所を表すようになりました。スタッフたちが集めた飾りを各々付けて完成です。
 しめ飾り作りスタッフの高鳥さんが中国地方で見られる眼鏡型のしめ飾りを作っていました。左右の輪が眼鏡のようになり、先を見通す縁起物なのだそうです。しめ飾りは地方ごとに色々な形があるのですね。お父さんお母さんがしめ飾り作りを頑張っている間、スタッフの筒井さんが集めた蔓や実などを使ってリース作りを楽しむ子たちもいました。しめ飾り作り芋畑に残っていたさつま芋を森光塾長が掘っておいてくださり蒸かして食べました。安納芋だったようで甘くて美味しかったです。
 新年1月6日は昔あそびの活動があります。お汁粉を用意しますので、参加される方は必ず12月31日までに出席人数をご連絡ください。
 皆さん、良いお年をお迎えください。


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