段子川のゴミ拾い

mirai

2007年05月12日 14:52

 今年度最初の段子川ゴミ拾いをしました。
 ゴミ拾いに集まったのは、今年入会した小学生やボランティアの人たち20人ぐらいです。
 穏やかな良いお天気で、川の草は緑が青々して気持ちよさそうに伸びていて、川の水も澄んで綺麗でした。
 草の中や川の底にあるゴミを拾っていると、スイバや葦や蒲が伸びていて、名の知れないピンクの小花が咲いていたり、今の季節の自然に出会います。
 誰かが”ヘビがいるよ”と教えてくれたので見ると、川岸近い水辺を1メートルを越すシマヘビ?が泳いでいくのを見ました。”富塚にはいろんなものがいるね”と、皆で一瞬ヘビが泳ぐ姿に見とれていました。
 今日参加した小学生も手伝い、気温、水温と5項目(COD・PH・硝酸・アンモニウム・リン酸)の水質検査をして、ゴミ拾いの終わりに検査の結果が発表されました。
 段子川の今日のCOD (酸素供給値)は「4」で、鮎が棲める水は4以下だそうですから、合格の数値です。ちなみに佐鳴湖はCODが「12」で、日本中の湖の中ではワースト1の汚名を付けられています。「とみつか未来塾」が毎月行っているゴミ拾いが、佐鳴湖を綺麗にすることに役立っていけると好いですね。
 ゴミ拾いが終わって川を眺めると、ゴミ拾いした後の川に、体長50センチくらいの大きなニゴイが、たくさん(100匹くらいはいたと思います)集まってきて驚きました。傍には1匹の大きな亀が気持ちよさそうに甲羅を干しているのも見ました。
 富塚には素晴らしい自然が残っています。この自然を体験できて幸せですし、大切にしたいと思いました。

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